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男性に葉酸の効果ってあるの?必要な摂取量は?


男性に葉酸の効果ってあるの?

女性だけでなく、男性にも必要と言われる葉酸。

男性が葉酸を摂取することで、不妊解消・病気のリスク低減などの効果を期待できます。

今回は、男性の葉酸効果について解説します。

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不妊を解消する効果

妊娠は男性の精子の質・量にも大きく関係しますが、葉酸は、健康的で質のいい精子を作るのに有効に働きます。

男性が積極的に葉酸を摂取することで、不妊を解消する効果が期待できます。

葉酸を取り入れることで、傷ついた精子を減らすことができ、健康な精子をつくる手助けになることがわかっています。

不妊の原因【精子の数と運動能力】

不妊の原因は、造精機能障害という、精子の数が少ないことや精子の運動能力低下が考えられます。

精子の量は少ないよりも多い方が妊娠の確率は少なからず高まります。しかし、精子がいくら多くても精子の運動能力が低下していると受精、着床につなげることはできないのです。

病院で造精機能障害と診断された場合、諦める必要はなく、葉酸を積極的に取り入れることで改善につながることもあります。

ちなみに、精子が全く作られない場合は無精子症と言われ、無精子症と診断された場合は葉酸摂取での改善は難しく、手術が必要になります。

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不妊の原因【精子の質】

男性は無意識に作られる精子に関して、質の良さなどは気にすることはあまりないと思いますが、質の良い精子を作るには、造精機能を高める必要があります。

葉酸を摂取することで造精機能を高めることができたら、体内の健康を保ちつつ、質のいい精子造りが可能になり、不妊症の原因の解消につながります。

ダウン症リスク低減効果

近年、ダウン症の発症率が高まっていることはご存知でしょうか?

ダウン症は染色体に異常があることが分かった時に診断される疾患です。

原因は、妊娠中に活発に行われる胎児の細胞分裂が大きく関与していますが、それだけではなく、男性の精子の異常にも原因があります。

アメリカの研究機関の発表では、男性が葉酸を摂取することで、精子の染色体異常が20〜30%軽減することが分かっています。

健康な男性であっても染色体異常の、奇形な赤ちゃんが生まれる確率は0ではありません。

よって男性も、女性と同じように葉酸の摂取を心がけると良いでしょう。

男性が必要とする葉酸の摂取量

厚生労働省が、男性が摂取すべき葉酸の必要量として推奨しているのが、1日240μgです。

この量は、バランスの良い食事を心掛けていれば、大きく不足することなく、ほぼ摂れていると言われています。

とはいっても、毎日の食事で確実に葉酸の必要量が摂れているかというと、そうではない方もたくさんいると思われるので、葉酸のサプリメントで補うという方法もあります。

葉酸を含む食品について詳しく知りたい方はこちらへ。

葉酸を含む食べ物・飲み物・サプリの一覧ランキング!

葉酸の摂取による動脈硬化の予防

男性に葉酸の効果ってあるの?

男性は葉酸を体内にしっかり摂取することで、動脈硬化を予防する効果が得られます。

動脈硬化の予防

葉酸を摂り入れることで、動脈硬化の進行を進めるホモシステインという物質の低下が期待でき、動脈硬化の予防が期待できます。

ホモシステインはアミノ酸の一種で、体内で正常に消化、吸収されていれば、体内に必要な物質となります。

しかし、代謝機能、消化機能が低下し異常が起こるとホモステインは体内で量が増え、動脈硬化を発症させる危険因子に変わってしまいます。

また、ホモシステインは体内の物質を酸化させてしまう作用があり、動脈硬化の要因になるコレステロールも酸化させてしまうのです。

そこで、ホモシステインを体内でしっかり消化、吸収させることが必要になるのですが、葉酸はホモシステインを無害にする効果だけでなく、消化や吸収作用も円滑に行えるように手助けしてくれるということが分かっています。

他にも、動脈硬化を予防するために必要なホモシステインの消化、吸収の活動を手助けしてくれる栄養素にはビタミンB6、ビタミンB12があります。

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動脈硬化が原因の病気

動脈硬化によって、体内の栄養や酸素がうまく循環できなくなり、その状態が進行していくと、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの発症につながることもあります。

血液の流れが悪くなり、心臓などに必要な酸素や栄養が届かなくなると、症状として、胸の痛みや息切れなどが現れます。

そのような症状になると、まず病院では狭心症を疑います。

なかなか早期の段階で病院受診を意識する人は少ないと思いますが、そのまま放置していると、血液の流れの悪さから血栓ができ、心筋梗塞を発病させてしまうこともあります。

脳卒中もまた動脈硬化が原因になり、脳への血の流れが悪くなることで発病します。

動脈硬化から脳卒中を発病すると、頭痛や耳鳴り、記憶力の低下などの初期症状が現われます。

やはりこのような初期症状も見逃しがちです。

そのまま動脈硬化が進行することで、脳への血流は完全に止まり、死の危険性が高まる脳出血を発病させてしまうこともあるのです。

したがって、動脈硬化の予防は狭心症や心筋梗塞、脳卒中の予防にもつながることになります。

このように見ていくと、いかに動脈硬化の予防が必要かということがわかると思います。

まとめ

葉酸と聞くと、女性に必要な栄養素というイメージが強かったかもしれません。

しかし、葉酸の摂取からは男性の染色体異常軽減リスクの効果から不妊症改善効果、そして動脈硬化の予防にも高い効果が期待できるのです。