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映画スーパーサイズ・ミーのあらすじと人体実験の結果ネタバレ

ドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」についてまとめています。

30日間マクドナルドを食べ続けると健康にどんな影響が出るのか興味がある人におススメです。

なお、映画のあらすじと実験結果のネタバレが含まれますのでご了承ください。

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スーパーサイズ・ミー あらすじ(ネタバレ)

マクドナルド社

2002年、ニューヨーク在住の十代の少女2人が「ファーストフードを日常的に食べ続けた結果、肥満になり健康を損なった」として、に訴えを起こしました。

この馬鹿げた訴訟に目をつけたのがモーガン・スパーロックです。マクドナルドのみ食べ続けたら健康にどんな影響を及ぼすのでしょうか?

人体実験のルール

彼はルールを決めて1ヶ月間3食マクドナルド漬け生活を送るという人体実験を自ら行います。ちなみに、タイトルの“スーパーサイズ・ミー”とは“私をスーパーサイズにして”という意味です。

ルール1:店員に勧められたら“スーパーサイズ”にする
ルール2:マクドナルドで購入できるものしか食べてはいけない(水も含む)
ルール3:マクドナルドのメニューをすべて最低1回は食べる
ルール4:1日3食きっちり残さず食べる
ルール5:車社会のアメリカ人が1日に歩く平均距離に従い、1日2000歩以上歩かない

モーガンは医師と栄養士の協力を得て、実験を開始します。初日こそマクドナルド生活を楽しんでいましたが、2日目にスーパーサイズを食べきれずに嘔吐してしまいます。

心が折れそうになるモーガンでしたが、その後は予想に反してバクバク食べられるようになっていき、スーパーサイズも余裕で完食できるようになります。

実験開始から半月後

実験開始から半月が経過すると、ミネラル不足によりモーガンの思考能力は低下していきます。さらにポテトやシェイクなど中毒性のある脂肪や糖分を過剰摂取しているため、マクドナルドを食べずにはいられない状態になってしまいます。

マクドナルド漬け生活は確実にモーガンの身体を蝕んでいきます。

一日の平均摂取カロリーは5000キロカロリーにおよび、コレステロールや中性脂肪値が一気に上昇、さらに肝臓肥大、頭痛、疲労・脱力感など肉体的にも精神的にも追いつめられます。

ガールフレンドとの性生活にも支障をきたし、ついにドクターストップがかかる事態にまでなりましたが、それでも彼は最後までやり遂げました。最終的に14キロの体重増加、11%だった体脂肪率は18%まで増加したのでした。

ジャンクフードは健康に悪い

自ら身体を張ってジャンクフードが健康を害することを証明したモーガンですが、決してマクドナルドやその他ファーストフードチェーンをバッシングするためだけにこの映画を撮ったわけではありません。

彼は実験を行ないながら各地で取材を行ない、人々の食生活の乱れ、健康への無関心、教育機関や行政の無策など、肥満大国アメリカが抱える問題を浮き彫りにしていきます。

実際、アメリカでは1年で40万件以上の死亡の原因が肥満に関わる病気によるものだそうです。

なお、少女2人によるマクドナルド社への訴えは、「マクドナルドの食事が健康を害したと証明できない」として棄却されました。

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マクドナルドは身体に悪い?個人的感想

肥満・訴訟大国「アメリカ」

訴訟大国であり肥満大国でもあるアメリカらしいテーマですね。

そもそも特別な病気や体質の人を除けば、本人の意思の弱さや健康への無頓着が太る原因だと思うので、マクドナルド社を訴えた女の子たちの責任転嫁っぷりには呆れてしまいます。

少し映画から脱線しますが、アメリカでは私たちの常識ではあり得ない訴訟がザラにあるそうです。それゆえに、クレームや訴訟対策として商品の説明書やラベルにヘンテコな警告が書かれているものがあるので、少し紹介します。

  • ヘアドライヤーは寝ている間は使用しないでください
  • 着ている服にアイロンをかけないでください

どうすれば寝ながらドライヤーをかけられんでしょうか。でもこれらの理由で裁判沙汰になる可能性を見越しているわけですから、どうやらふざけているわけではなさそうです。

ファーストフードを全面否定しているわけでは

話を戻しますが、マクドナルドのハンバーガーをちょっと食べたからって即座に病気になるわけではないし、監督もファーストフードを全面否定しているわけではありません。

スーパーサイズを毎日のように食べて肥満になってゆくアメリカ市民と、健康に悪いと分かっていながら提供する企業に警鐘を鳴らしているのです。

ちなみに、この映画が公開されてからマクドナルドのスーパーサイズは廃止されたのですが、ドリンクは1060mlもあったそうです。

しかも基本飲み放題(ドリンクバーがあるのです)。

そもそもS・M・Lの規格はアメリカと日本では違います。アメリカのS(700ml)は日本のL(650ml)より大きいのです!

そういえば私はアメリカを訪れた際、別のチェーン店でパーティーサイズ(ストロー穴が複数ある)のドリンク容器を見たのですが、もはやコップではなくバケツでした。もしアメリカに住んでたら私も肥満に悩んでいたかも?

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マクドナルドの黒い噂

映画の中で気になったのが、チキンナゲットについてです。監督によると、以前は年老いて卵を産まなくなった老鶏を使用していて、現在(映画公開当時)は胸が異常肥大した鶏から作られているとのことです。

日本でも数年前に、中国の工場で腐った肉を使用したことや異物混入などの問題が発覚して話題を呼びましたね。

また、DVDの映像特典で「マクドナルドのポテトは腐らない」ことを実証する実験を行なっています。これについては、ヤラセであるとか見た目は変わっていないが実際は腐っているという意見もあるので、真相はよく分かりません。

いずれにせよ、ポテトには保存料と大量の油が含まれていることを理解したうえで食べた方がいいでしょう。

まとめ

ファーストフードに対する見方が変わる映画です。

ただ、鑑賞後に無性にフライドポテトが食べたくなった私は、肥満のアメリカ人を悪く言う資格はないかもしれません(苦笑)。