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いちごの旬の季節はいつ?産地・品種別に解説

日本は世界でも有数のいちごの生産国。

日本全体では200種類以上ものいちごが生産され、旬の季節は生産地や品種によってズレがあります。

日本各地のいちごの旬の季節や特徴をご紹介します。

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いちごの旬はいつ?

いちごは年中食べることができますが、流通が増える旬の時期があります。

いちごの旬

いちご全般の旬は1月〜4月です。

いちごの収穫時期で、スーパーでよく見かけるのは12月〜5月。

この時期で1番需要が高いのはクリスマスシーズン。

冬から春にかけてバレンタイン、ひな祭り、卒入学、こどもの日など盛りだくさんのイベントで、いちごの登場シーンは多くなります。

デザート業界では年中欠かせないいちご

いちごの旬の季節はいつ?産地・品種別に解説

旬の逆で、いちごが出回らない時期は6月〜11月です。

この時期はいちごの収穫が少ない上に、いちごが苦手な暑い季節なので、小売店にいちごが並ばないこともあります。

しかし、ショートケーキや大福などデザート業界では、いちごは年中欠かせない存在です。

いちごの栽培に適しているのは涼しい環境ですが、夏でもいちごが収穫できるように品種や栽培の研究が進められ、近年は国産のいちごが出回るようになりました

夏秋は北海道、東北地方、山梨県、長野県、栃木県などで収穫される夏いちごが出荷されます。

また、アメリカからの輸入品も洋菓子店への卸売を中心に出回ります。

夏秋いちごは冬いちごと比較すると小粒で果皮がしっかりしていて、日持ちが良いのが特徴です。

いちごの流通~収穫から店頭に並ぶまで~

いちごはとてもナイーブな果物。

日持ちしづらく、収穫してから売り場までの輸送中に柔らかい果肉が損傷しやすいという課題があります。

流通上の課題をクリアする為、温度管理や梱包、輸送方法など各業者が努力と工夫をこらしています。

いちごの価格の背景には、収穫してからも流通上で品質保持に手間が必要になるという事情があります。

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栃木のいちごの旬・特徴

品種名

いちごの生産量日本一の栃木県には数多くの品種があります。

東日本代表の栃木県から生まれた代表的ないちごは8品種があります。

  • とちおとめ
  • スカイベリー
  • とちひめ
  • とちひとみ
  • なつおとめ
  • 女峰
  • 新女峰
  • 栃の峰

参照:栃木県/農業試験場いちご研究所

とちおとめ

いちごの旬の季節はいつ?産地・品種別に解説

品種ごとに個性がありますが、代表的品種の「とちおとめ」の特徴をご紹介します。

旬の季節

1〜5月初旬

特徴

味は甘味が強く、酸味が少なめです。大粒で果肉がやわらかく、果汁が豊富。

形状はやや丸みのある美しい円錐型です。日持ちが良く、果実の溝が少ないのが特徴です。

いちご大国である栃木県の気候はいちごの栽培に適していると言われています。

昼夜の寒暖差が大きいことがいちごの甘味を作り出し、平地では冬の晴天が多く日照時間が長いことがいちごの発育を促すと言われています。

全体的にオールマイティーなとちおとめは、現在では生産される権利が栃木県以外でも認められるようになり、生産地による食味の違いもこれから楽しむことが出来ます。

栃木県は県をあげて「いちご大国」として県、JA、生産者が力を合わせていちごの開発を進めています。

とちおとめの後継者である高級いちごのスカイベリーが長年の研究の末誕生し、注目を集めています。

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福岡のいちごの旬・特徴

品種名

いちごの生産量2位である西日本代表、福岡県には主に3種類の品種があります。

  • あまおう
  • とよのか
  • さちのか

あまおう

いちごの旬の季節はいつ?産地・品種別に解説

品種ごとに個性がありますが、代表的品種の「あまおう」の特徴をご紹介します。

旬の季節

1〜4月。

出回り時期は12〜5月です。

特徴

あまおうの由来にその特徴が凝縮しています。

「あ」→あかい
「ま」→まるい
「お」→おおきい
「う」→うまい

あまおうは、ブランドいちごの火付け役ともいえる存在です。

味は甘味が強く、酸味はとても少ないです。大粒で、いちごのサイズでギネスを更新しています。

果皮の赤が濃く、中まで赤いです。形状は丸い三角形。

食べ応えがあるボリュームと質感、噛んだ瞬間のジューシーさは満足度が高く、大きいけど大味ではない「ブランド=質」へのこだわりを感じます。

参照:ファームステーション

青森のいちごの旬

品種名

冬いちごも栽培されていますが、夏秋いちごが種類豊富に生産されています。

夏秋いちごで代表的な品種

  • サマールビー
  • すずあかね
  • なつあかね
  • デコルージュ
  • ペチカ

旬の季節

いちごの旬の季節はいつ?産地・品種別に解説

3〜6月 麗紅
6〜11月 サマールビー、すずあかね、なつあかね、デコルージュ、北の輝、ペチカ
11〜6月 さちのか、とちおとめ

特徴

青森県といえば「りんご」の名産地ですが、冷涼温和な気候を活かしたいちごの名産地でもあります。

青森県のいちごの歴史は古く、昭和30年代から栽培がすすめられてきました。

国内でも珍しい、時期に合った様々な旬のいちごを一年を通して収穫できること、冷涼な気候ゆえに収穫まで時間がかかる分、いちごの美味しさが凝縮されているのが特徴と言われています。

特に夏秋いちごの栽培の推進に力を入れています。

夏秋いちごは洋菓子店などでの需要が高いので、市場に出回るほどの収穫量はまだ確保されていないようです。

生産量を増やすためには耕地の拡大など課題はありますが、今後の展開が楽しみな生産地です。
参照:西北地域夏秋いちご栽培マニュアル

全国の苺の品種一覧

いちごの旬の季節はいつ?産地・品種別に解説

いちごは栃木、福岡、青森県以外にも日本各地で200種類以上もの品種が栽培されています。

日本各地で栽培されているいちごで主だったものを挙げます。

アイベリー  愛知県
あすかルビー  奈良県
あかねっこ 徳島県
章姫  静岡県
埼玉ダナー  埼玉県
さがほのか  佐賀県
初恋の香り  山梨県
ふさの香  千葉県
紅ほっぺ  静岡県
宝交早生  兵庫県
もういっこ  宮城県
ゆめのか 愛知県

まとめ

日本人の好きな果物ランキングで断トツ1位を誇るいちご。

冬いちごは各地で甘さや大きさ、美しさを競い合って生産されていて、日本のいちごは「質が高い」と世界でも人気です。

夏秋いちごは昔ながらの甘酸っぱさ、しっかりとした食感で暑い季節にピッタリの魅力があります。

生産地や品種によって美味しさや旬の時期が違う日本のいちご、一年中楽しみたいですね。