あなたは日頃、昼寝をしていますか?
私は毎日ではありませんが、眠気を感じた時は15分ほど昼寝をします。
眠気がとれ、体力が回復するのを感じます。
しかし中には昼寝の後、だるさを感じる方もいるようなので、今回は良い昼寝のポイントを押さえながら、昼寝の効果について調べました。
昼寝の効果と重要性
昼寝で期待できる効果
- 記憶力や学習能力の向上
- 集中力の復活
- 疲労回復
- ストレス解消
- 精神安定
- 性格の活発化
- 心臓病やアルツハイマー病のリスクの低下
重要性
昼食を済ませた後の午後1~3時ぐらいは睡魔に襲われやすい時間帯です。
それは元々、人間の体に組み込まれたサイクルであり、人間は昼寝をするようにできていると言っても過言ではありません。
私たちは日中の活動によって疲労物質が体内に蓄積され、集中力や学習能力の低下、精神不安定などの症状が表れてきます。
そうすると仕事やその他の活動の作業効率や生産性が下がり、時にはミスをしたりイライラしたりなどして悪循環に陥ります。
そういったことを防止してくれるのが昼寝です。昼寝をとることで疲労が解消され、体力が回復しエネルギッシュな活動が可能になります。
以前に読んだ本で、異常なくらい短眠で生活をする著者が、短時間の昼寝をしてこそ短眠は可能とも伝えてたのを覚えてます。
「1時間の昼寝は、夜の睡眠の3時間にあたる」と言われるぐらい昼寝には体にいい、多くの効果があるのです。
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昼寝の効果を上げるポイント
良い昼寝をして効果を得るには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
時間
「短時間の昼寝」と「長時間の昼寝」があります。
短時間の昼寝
短時間の昼寝は10~20分ほど。
30分以上眠るとそれは深い眠りになってしまい、頭がボーッとした状態で起きることになり、それが昼寝の後のだるさにつながります。
昼寝の前にお茶やコーヒーなどのカフェイン飲料を飲むといいでしょう。
カフェイン飲料には20~30分後ぐらいの覚醒作用があり、比較的すっきり目覚めやすいです。
長時間の昼寝
時間に余裕があるようでしたら、長時間の睡眠がベストです。
時間にして60~90分。
こちらは睡眠の完全なサイクルに入りますが、脳の認知能力を高め、想像力や理解力の機能を回復させます。
疲労の解消、回復、集中力の復活を求めるなら短時間の昼寝、より深い機能を高めたいなら長時間の昼寝をするといいでしょう。
昼寝に何を求めるかによって、昼寝の時間も変わります。
姿勢
短時間の昼寝に関しては椅子に座った状態がベスト。横になると深い眠りになってしまいます。
浅い眠りにとどめておくこと。机に伏せて寝る場合はクッションや枕があると良いです。
長時間の昼寝に関しては横になるといいでしょう。
時間帯
午後3時まで。
それ以降の睡眠は体内リズムが乱れる原因となり、昼夜逆転生活を招いてしまう可能性があります。
リラックスする
できるだけリラックスした状態の方が良い昼寝ができます。
ベルトやネクタイや時計を外す、靴を脱ぐなど、できるだけモノを身につけないことですね。
それは夜の睡眠でも言われていることで、私も時折、全裸で寝ることがありますが、確かに朝の目覚めはいいです。
モノを身に着けないことによって、血流が良くなるのが要因です。また何も身に着けないことよって、睡眠に最適な体温で眠れます。
目が覚めたら脳に刺激を与える
目が覚めた後の集中力を上げるには、光を浴びる、冷たい水で顔を洗う、ツボを押すなどして体に刺激を与えましょう。
そうすることで、効率良く生産性の高い仕事・活動が可能となります。
昼寝は太る?
食べた後にすぐ寝ると太るとはよくいいますが、昼寝にも太る昼寝と太らない昼寝があります。
その違いは寝る時間にあります。太る昼寝とは2時間以上寝てしまうことです。
ダイエットに大きく関わるホルモンにノルアドレナリンがありますが、これは起きてる時に分泌される物質で、寝過ぎると体内のノルアドレナリンが減少し、脂肪を溜め込みやすくなります。
その太る昼寝の時間が2時間以上ということです。
また昼食後の10~20分の睡眠だと、ノルアドレナリンが活発に分泌されるのが期待され、より新陳代謝が促され、太ることはありません。
美容効果あり?
昼寝は新陳代謝によるダイエット効果に加え、成長ホルモンが分泌されコラーゲンやケラチンが生成されるので美肌効果もあります。
人の精神状態が肌の調子に表れることから考えても、疲労回復、ストレス解消ができる昼寝には美容効果もあると言えるでしょう。
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まとめ
ここまで見てきて、適切な昼寝はいいことだらけ、いや、いいことしかないというぐらいの驚きの効果があることがお分かりいただけたと思います。
これらのポイントを押さえて昼寝をすれば、昼寝をすることで調子を崩していた方の悩みも解決するのではないでしょうか?
みなさんの午後の活動がよりエネルギッシュなものになること、自分にも周りにも良い影響をもたらすことを願っております。
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