小松菜の冷凍・冷蔵・常温保存方法と期間。保存食にも活用

小松菜はβ-カロテンやビタミンC、カリウム、カルシウムなどを豊富に含み、健康な体つくりに欠かせない、そしてお財布にもやさしい緑黄色野菜です。

便利な活用法なども交えながら、小松菜の保存方法や保存期間を見ていきましょう。

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小松菜の保存方法3つ

小松菜の冷凍・冷蔵・常温保存方法と期間。保存食にも活用

  1. 冷凍保存
  2. 冷蔵保存
  3. 常温保存

保存方法には冷凍、冷蔵、常温保存がありますが、それぞれの特徴や違いを詳しく見ていきましょう。

1.小松菜の冷凍保存方法

冷凍保存の方法と特徴

小松菜を冷凍保存する場合、茹でてから冷凍する方法と、生で冷凍する方法があります。

詳しく見ていきましょう。

茹でてから冷凍する方法

小松菜の冷凍・冷蔵・常温保存方法と期間。保存食にも活用

まず丁寧に小松菜を洗いましょう。

小松菜の茎元には大小4~6本またはそれ以上の茎が集結しています。ここに土がたまりやすいので、気になる方は葉をばらしてしっかり土汚れを落とします。

小松菜を洗っている間に、お湯を沸かしておきます。

お湯1リットルに小さじ1杯程度の塩を入れますが、厳密に計らずに目分量でOKです。

塩が緑の元である葉緑素に作用して、緑が一層あざやかに引き立ちますので、塩を忘れずに入れておきましょう。

沸騰したお湯に小松菜を浸けていきますが、最初に浸けるのは茎元です。

固い茎元から入れて10秒、その後、葉の部分もお湯に入れて10秒、熱湯にさらしてからお湯を切ります。

茹で時間が短くないか不安になるかも知れませんが、小松菜はほうれん草などに比べてアクやエグ味がとても少ない野菜です。

逆に茹ですぎるとせっかくの栄養素がお湯に流れ出してしまいますので、茹ですぎは注意です。

粗熱をとばして、適当な大きさにカットします。

水気をしっかり取り除いてからラップに小分けしたあと、冷凍用保存袋にいれて冷凍室に収めてください。

小分け作業は絶対に必要ではありませんが、あらかじめ分けておくと、使う時の手間と時間が極端に少なくなりますのでおすすめですよ。

生で冷凍する方法

茹でずに冷凍する場合でも、小松菜はしっかりと洗っておきます。

洗い終わったら、手ごろな大きさにカットして水気をよく拭き取り、冷凍用保存袋にいれてから冷凍室へ。

やはり小分けしておくと取り出しやすく、とても便利です。

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保存期間

冷凍保存の場合、約3週間の保存が可能です。

ただし、冷凍する前には確実に水分を取り除いておくことが大切です。

冷凍後の味、食感、栄養の変化

冷凍した場合、シャキシャキの食感はやや失われますが、生で食べる機会が少ない小松菜ですので、それほど気にならないかと思います。
味わいや香りにも大きな変化はありません。

β-カロテン

β-カロテンは加熱に強く、水に溶けだしにくい性質があるので、栄養の流出はほとんど気にしなくても大丈夫です。

ビタミンC

ビタミンCは水に溶けだしやすい性質があります。

茹でて冷凍する場合は、茹でた後にカットすると、流出を少なく抑えることができます。

カリウム

カリウムは高血圧やむくみを予防する効果が期待できますが、茹でると損失が多くなります。

小松菜のカリウムを効率的に摂取したい場合は、茹で加減に十分注意するか、生で冷凍するとよいでしょう。

カリウムの成分量は、生の小松菜100gに500mgですが、茹でた小松菜100gには140mg(70%以上の損失)となります。

参照元:日本食品標準成分表2015年版(七訂):文部科学省

2.小松菜の冷蔵保存方法

冷蔵保存の方法と特徴

小松菜を冷蔵保存する場合は、湿らせた新聞紙やペーパータオルで包み、小松菜が立った状態で冷蔵庫に入れておく方が鮮度を保ちやすいです。

小松菜には乾燥に弱い性質がありますので、湿らせた新聞紙などで水分の蒸散を少しでも抑えてやります。

また小松菜はスーパーマーケットで売られているとき、まだ成長しようとしています。

横にしておくと「日光はどこかな?」「上方向にのびなければならない」と勘違いして、栄養やエネルギー、水分をより多く消費してしまいます。

できるだけ自然の形、栽培されていた時の状態を保ってあげることが基本です。

保存期間

2~3日程度を目安に使い切りましょう。

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3.小松菜の常温保存方法

常温保存の方法と特徴

冬場の屋外なら保存できますが、冷蔵保存と同じように、湿らした新聞紙かキッチンペーパーで包んで、立てた状態をキープしましょう。

冬場は常温保存が可能ですが、暖房が効いた室内では温度が高く、湿度は低いため、常温保存に向きません。

保存期間

収穫時の状態によりますが1~2日までとしておきましょう。

気温が高い夏場や、湿度が高い梅雨の時期の常温保存は控えて、冷蔵庫の冷蔵室または冷凍室を活用しましょう。

冷凍小松菜のおすすめレシピ

レンジでおひたし

小松菜の冷凍・冷蔵・常温保存方法と期間。保存食にも活用

茹でてから冷凍した小松菜を、小鉢など適当な器にとります。

器にラップをして、凍ったまま電子レンジ(500Wで1~2分が目安ですが、大きさによります)で加熱してください。

レンジから取り出してラップを除き、だし醤油やめんつゆで味付けして、鰹節をパラっと一振り。

はい、一品出来上がりです。

調理とは言えないくらいあっという間に、小松菜のおひたしが完成します。

時間がないとき、食卓に緑がもう一品欲しいときに、茹でた小松菜を冷凍庫でストックしておくと便利です。

グリーンスムージー

小松菜の冷凍・冷蔵・常温保存方法と期間。保存食にも活用

グリーンスムージーを楽しみたいあなたには、生で冷凍した小松菜が良いでしょう。

室温で1~2分解凍して、そのままジューサーに投入して結構です。

小松菜が安い時にまとまった量を買い溜めて冷凍しておくと、スーパーに立ち寄る必要もありませんし、作業が少なくて楽チンですね。

小松菜は腐るとどうなる?

小松菜が腐ると、次のような状態になります。

  • 異臭がする。
  • 臭い汁が出る。
  • 部分的にドロドロと溶ける。

悪い部分を除去してキレイな部分を食べても大丈夫ですが、除去する部分はその周囲も含めてゴッソリ取り除くようにするか、残念ながら廃棄しましょう。

よい小松菜の見分け方

小松菜の冷凍・冷蔵・常温保存方法と期間。保存食にも活用

新鮮で良質な小松菜には次のようなポイントがあります。

  1. 葉の緑が濃く、つややかで、光沢がある。
  2. 葉に厚みがある。
  3. 葉がしおれていない。
  4. 茎に固さとハリがあって、透明感がある。
  5. できれば根が付いているもの。

根付きの小松菜は、衛生上や見た目の問題からスーパーマーケットにはなかなか並びませんが、生産者から直接ゲットする場合は根付きでお願いすると良いでしょう。

根はエネルギータンクの役割を果たしてくれますので、鮮度が落ちにくい状態を保っていると言えます。

まとめ

小松菜は冷凍保存が向いています。

茹でてからでも、生からでも、どちらでも冷凍保存が可能です。

くれぐれも水分をしっかりと取り除いて冷凍することを忘れずに。

冷凍する前に、食べる見通しを想像しながら、うまく使い分けてください。